ジャズっぽい

おすすめのジャズの曲を紹介致します。

Harold Land QuintetのThe Peace Maker

ハロルド・ランドクインテットのThe Peace Makerというアルバムが好きで、たまに聴いています。

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このアルバムを手に取ったのはボビー・ハッチャーソンがメンバーに入っているからです。ヴィブラフォン好きの私としては、聴かないわけにはいきません。

 

1曲めの"The Peace Maker"がこのアルバムの雰囲気を決定付けており、その空気は最後まで保たれます。いわゆるモーダルな風味の音楽を聴きたいときによく合います。

 

ライナーノーツや解説本、ブログなどを見ていると、このアルバムはランド−

ハッチャーソンのコンビとしては最初のアルバムだそうです。このアルバムをきっかけにランド−ハッチャーソンコンビのアルバムをいくつか聴きましたが、いずれも良いものばかりです。

 

 

 

Jimmy McgriffのGroove Grease

すっかり春になりました。

最高気温が20度を超える日も出てきて、ここ長野県上田市はとても過ごしやすい時期になってきています。

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そんな春の日には、ジミー・マクグリフの甘口の特濃ジャズファンク“Groove Grease ”を!主役のマクグリフによるオルガンはもちろんですが、ギターとドラムスもかっこいいと思います。

私が持っているのは例によりP-vineの“return of jazz funk”シリーズのCD版です。

ジミー・マクグリフのアルバムをいくつか持っていますが、これは最もよく聴く一枚です。天気の良い日の午後や、夜のお酒のお供に適したアルバムです。

Roy Ayers の Coffy

Roy Ayers の“Coffy”を久しぶりに聴きました。


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このアルバムをはじめて手にしたのは大学生の頃。
多摩センターにあった新星堂で出会いました。
今にして思うと少し背伸びをして手に取ったアルバムのような気もします。
でも、あまりのかっこよさに即購入。


私にとって最初のブラックミュージックでもありました。
それまでOASISSTONE ROSESUNDERWORLDといったギターサウンドや打ち込み系の
音楽ばかり聴いていたので、このアルバムを聴いたときはその表現の豊かさに驚いたものです。
(「豊か」とは言いましたが、OASISやROSESが豊かでないという意味ではありません。
OASISやROSESでは味わえない楽器の音やリズム感が新鮮という意味です。
原点回帰してOASISも最近よく聴いています)



エアーズのヴィブラフォンの音色はどこまでも心地よく、豊潤なメロディと行届いたアレンジには感嘆するばかり。駄曲など一つもありません。
改めて「かっこ良いアルバムだな」と思います。

 

カマシ・ワシントン

カマシ・ワシントンの"The Epic"を聴いています。

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CD3枚組という大ボリュームですが、どの曲もカッコよく、最近のお気に入りです。

収録曲の"Cherokee"は 、ドラマーのバーナード・パーディーが発明したとされるドラムフィル「ダ チーチーチ」が聴けます。TBSラジオの番組タマフルで「ダ チーチーチ特集」でこの曲がかかったときは嬉しかったなぁ。とにかくかっこいい曲になっています。さり気ない「ダ チーチーチ」が確実に効いています。

 

自分よりも年下のアーティストの曲も聴くようになってきたこの頃です。