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ジャズっぽい

おすすめのジャズの曲を紹介致します。

Eastern Sounds

Eastern Sounds

 

寒い日が続いております。毎日縮こまるせいで肩やら首やらが凝って仕方がありません。
会社への道すがらにある温度計は今朝の7時半時点でマイナス9度。
ドえらいことです。
寒さ極まる如月あたまのころには「気温マイナス2桁」も夢ではないかもしれません。

そんな寒さ吹き飛ぶ、熱い(暑い)アルバムのことを書いて暖をとろうかとおもっていた矢先、
悲しい記事をネットで発見。
マルチリード奏者 Yusef Lateef が93歳で亡くなっていたというのです。
追悼の意味をこめ、ここはひとつLateefのアルバムについて書いてみたいと思います。

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Lateefはサックスのほかにオーボエやクラリネットといった楽器も操った多芸なミュージシャンです。

 

ともすればその多芸ぶりにばかり注目が集まりそうですが、そんな評価だけに終わらないのは
“Love Theme From Spartacus”(スパルタカスのテーマ)を収録したアルバム
“Eastern Sounds”を残しているからだと思います。
これまでいくつかのアルバムを聴いてきましたが、このアルバムほどオーボエの音が
印象深いものは私が持っているCDのなかにはありません。
もちろん、Lateefのほかのアルバムでオーボエの音色を聴くことはできるのですが、
このアルバムの、とくに“Love Theme ~”に匹敵するほどの存在感はありません。
サックスよりも繊細で薄く硬いオーボエの音は、この曲の儚いイメージを際立たせます。
ソロのパートが少なめ、曲も短めと、わたしのようなジャズ初心者にはとても解り易いのがまずありがたい。
そしてメロディーのきれいなことといったら!思わず口ずさんでいたこと約100回!
ドレミファソラシドの組み合わせで、あれほど詩情豊かな曲が書けるとは。
世の中捨てたものじゃありません。

 

私がLateefに関心を持ち続けてきた理由の一つに、彼が私の祖父と同い年ということがあります。
私の祖父はまだまだ元気で、オーボエこそふけないものの、鍬ならば高らかに振り上げることができます。
祖父にはこれからも、Lateefの分まで長生きしてもらいたいものです。
話がLateefから祖父にそれましたが、今日は以上で終わりです。

ご静読、ありがとうございました。