THE STONE ROSES
THE STONE ROSES
今日は THE STONE ROSESについて触れてみたいと思います。
STONE ROSES は大学1年のころから飽きずに聴いているので、もう10年以上の付き合いになります。
始めて聴いたときからこれだけの年月が経っているのに、今だに聴きたくなることがあるとは、
よほど私の趣味嗜好にぴったりだったのだと思います。
特に、マニのベースとレニのドラムという強力なリズム隊!
大好物です!
この2人の生み出す「うねり」に抗うことは、容易ではありません。
このバンドの肝、といっても過言ではないです。
イアンの調子っぱずれのヴォーカルも、ジョンのギターも好きなのですが、このバンドは2人のリズム隊こそが
カギを握っているような気がします。
マニのベースで始まる冒頭の“I WANNA BE ADORED”は、初めて聴いたときの印象こそ薄かったものの、
今となってはこれから始まる高揚の予感みなぎる好曲。
8曲目の“Made Of Stone”は、私がこのアルバムにハマる契機になった曲で、メロディーが大好きです。
そして“I Am The Resurrection”!!!!!
ヴォーカルパートが終わってからのインストの部分は、このバンドの真骨頂とでも言えそうな、怒涛のグルーブが炸裂します。
ここでも目立つのはマニのベース。同じフレーズを繰り返すだけですが、ハマると抜け出せなくなる中毒性があります。
ロックを聴き出した人にとって、ルーツを辿るというか一世代遡った音楽に興味を持ち出すというのが
一般的な「ルート」のようです。
これは私にとっては全くそのとおりで、まず最初に聴きだしたのが OASIS で、そこから一世代遡って
巡り会ったのがROSESでした。
そもそも、OASIS のリアム・ギャラガーが音楽を始めたきっかけとなったのがROSESのライブだそうです。
思えば、このアルバムを聴いてから黒人の音楽に興味が向いていった気がします。
今ジャズが好きなのも、思い返せばローゼズの“Somethings Burning”という曲で聴こえた
ヴィブラフォンの音色に脳幹・小脳をやられ、その音色をほかにも求めて大家Roy Ayersを知り、
そこから黒人音楽の心地よさに目覚めてJimmy McgriffやRichard Groove Holmesといったオルガンジャズファンクに漂着。
さらにはMadlibといったヒップホップ、そしてJohn Coltrane。
散財にもつながったのですが。
寒い!!
ご静読、ありがとうございました。